ロゴとブランディング *提案事例付き

ロゴとブランディングの関係・・その前に知っておくべき大前提

ビジネスが成立する条件は『熱意、行動、表現』たったこの3つだけです。資金や資本、アイデアや企画など、細かい条件を探し出したらキリはありませんが、思い切り抽象度を上げて想定すると、たったこの3つが条件なのです。つまり・・

  1. 〇〇をやろう!と決める。
  2. それを叶えるために△△を始める。
  3. 周りに理解してもらうために◇◇という旗を立てる。

これが何かを成す時の流れです。つまり、この条件が揃っていなくては、何を始めても上手くいくことはありません。[注意]実は、この内容はビジネスに限った話ではありません。ですが、ビジネス用の記事のため、敢えてビジネスの成立条件として書かせていただいています。

この3つが、どれほどの周囲に影響を及ぼすか。これがブランディングの基本条件でもあり、ビジネスの3大要素です。特に、中小企業の成長戦略には大きく影響する条件なので、この大前提を理解してもらった上で各種計画を立てていただき、より良い成果につなげていただければ幸いに思います。


ロゴの役割と必要性と本質

ロゴは会社の顔です。そのため、一目で判断できることが第一条件なのですが、その条件をクリアしていれば、それだけで良いものもロゴです。つまりロゴにある役割とは、判断できることだけです。それ以上でもそれ以下でもありません。

では、なぜ無料のロゴから100万円以上もするロゴがあるのか?というと、その理由は、ビジネスでは判断されるということへの価値が高いからです。そこで、ビジネスをする上で判断されること価値についてお伝えしたいと思います。

ビジネスで判断されることには3つの価値があります。3つの価値とは『①差別、②区別、③認知』です。つまり『誰が見ても一目で判断できる』ことは、ビジネスにとても大きな影響を与えます。会社の存在をより良く示すことで、大きな価値と利益を生み出すことができるのがビジネスであるならば、価値のあるロゴを持っている方がビジネスはより強固なものになるということです。このように、判断されることがビジネスにおけるロゴの役割であり必要性です。

では、人が判断できるようになるということが、どれほどの影響力を及ぼすか。という点ですが、経済産業省・総務省の調べでは、全国の企業数は420万社あるそうです。そこから想像できることは、同じような規模のビジネス、似たような商品、似たような会社はたくさんあるということです。

お客様には、その中(420万社の中)から貴社を選んでいただかなくては、貴社に仕事が来ることはありません。貴社のビジネスは成立しないのです。次は貴社の商品にお金を使おうと思ってもらえなくてはいけません。つまり判断とは、選んでもらうための軸を作ることです。

遠くから商品を眺めるだけでは、安心か安全かも判断できませんし、大きな企業の商品の方が、安全で安心な商品に感じられることもあります。そんな時にも、もし差別や区別ができれば、お客様の選択肢の一つに入れていただけるかもしれない。それが判断という価値の大きさです。

その価値を理解した上で、ロゴを取り入れることが重要だと思いますし、それがロゴの本質的な価値だと言えます。


ロゴの2つの視点

ロゴを持っていらっしゃる方は、一度、貴社のロゴを客観的な視点で判断してみてください。どのような理由を元にそのロゴは作られているでしょうか?

ビジネスの判断軸には、大きく分けて2つの視点があります。それは『他社(異業、同業)との違い』『感覚的な違い(美しさや丁寧さ)』です。

一見、ロゴは見た目だけにこだわりがちです。でも、この2つの視点を持っていることで、ビジネスに大きな効果となりますので、その効果を考えてみてください。


見た目の表現に備わっているもの

目に映るものには、思い出させるという効果が備わっています。みなさんもこんな経験をしたことがあるのではないでしょうか。

  • 幼少の頃のある写真を見ると、当時よく一緒にいた友達や遊びを思い出す。
  • アルバムを見たら、当時の先生の雰囲気や大切な言葉を思い出す。

これは、どんな人にも生まれた時から備わっている能力です。これがロゴとどんな繋がりがあるか?というと、戦略的にロゴを制作する場合は、お客様からの見た目の判断軸だけでなく、もっと内部的な意味合いを必要とする場面があります。それは、社員に動いてもらうための動機です。

つまり、ロゴの見た目に意味や意図を加えて表現すると、社員にとっても企業にとっても大きなインパクトを与えることになります。事例を踏まえて説明させていただくと

※上記は、事業概要をまとめたものです。

このように、ビジネスに対して、どのような想いを持って始め、どのような想いでそれを続けるのか?という意味や意図がビジネスの成長を決めることになります。

想いというのは、他社とは違う考え方の部分に相当します。それを表現に加えることで、戦略的な違いを伝える手段となります。それをさらに具体的に落とし込んでいくと、経営者が思い描いている戦略や言葉も浮かび上がります。

このように、どんな想いで経営者がその形(ロゴ)を選んだのか?をはっきりさせることは、社員にとってもモチベーションになり、お客様にとっても信頼に値することになるのです。


象徴

大前提のところでお伝えした『熱意、行動、表現』にロゴを当てはめると、ロゴは表現の一つです。ですが、前述のように捉えると、ロゴには、ビジネスを始める理由(熱意)とビジネスを続ける理由(行動)を含ませることができることわかります。つまり見た目には、目に見えない意味や意図を伝える手段となる場合もあるのです。

この目に見えない意味や意図が、会社の象徴となり、それを周りに伝えるロゴが、もっとも良いと考えられるロゴです。

ただし、それほどの想いはなくても、ある程度の行動力(営業力、戦略)が備わっていれば、事業が上手くいく場合もあります。ですから、その辺りについては、自社の事業規模や社員の成長度合いを見定めて取り入れていただければ良いと思います。


他社との差別化

他社との差別化をするには、他社のイメージ調査が必要です。そのため、他社のイメージ調査をすると、自然に貴社をポジショニングすることになります。貴社のイメージ戦略としても差別化を行う重要なアクションだと言えます。

イメージ戦略についての詳しい説明は控えますが、イメージ戦略について簡単にご説明すると、お客様が受けるイメージ(与えるイメージ)によって、商品やサービスの安定性や安心感、料金の高低を戦略的に決めることをイメージ戦略と言います。

他社の調査から得た情報を元に自社のイメージを決めることで、自社の目的も戦略も明確になっていきます。このように、他社のロゴから得られる情報から、自社の戦略が具体的になることもあります。

その後の具体的な行動は社内で決めていただくことになりますが、イメージによる指針と営業活動による指針に一貫性をもたらすことができれば、より効果的にビジネスを成長させることができますので、ぜひより良い戦略を見つけ出して欲しいと思います。


ブランディングの軸

ロゴ制作から得られた情報(自社がお客様や社会に抱く想い、他社との違い)を使うことが、ブランディングの軸となっていきます。経営の基本でもある『経営理念、経営方針、スローガン』といった、言葉によるもの(ロジカルなもの)を軸にすることも経営には必要です。

ですが、言葉による軸を作るのが難しい場合や男女の思考の違い、ロジックでは伝わりにくい社員にとっては、イメージ(エモーショナルなこと)から得られた情報や言葉の方が伝わることもあります。

イメージから得られた情報を戦略的にするには、もっと詳細に構築していく必要はあるのですが、ビジネスの軸ができると、戦略や仕組みを構築しやすくなり組み立てやすくなると思います。ぜひ自社の情報を洗い出して、良質なビジネスの構築に努めていただければと思います。


ロゴと販促物(今回の内容とは関係ないので補足情報です。)

1930年頃にアメリカで生まれたCI戦略というものがあります。CIとは、C(コーポレート)I(アイデンティティ)の略なのですが、会社のアイデンティティに基づいて、お客様や社会に対する『理念、行動、見た目』を整えましょう。という考え方です。

  • 理 念:MI(マインドアイデンティティ)  「経営理念、クレド、スローガン など」
  • 行 動:BI(ビヘイビアアイデンティティ) 「営業方法、アプローチ など」
  • 見た目:VI(ヴィジュアルアイデンティティ)「ロゴを中心とした会社の視覚情報の統一」

『CI=MI+BI+VI』となり、これらが揃えばとても強力なのですが、すべてを整理していくには時間も費用もかかります。そこで、ロゴを中心にしてイメージを整えることから始めていただければ、より良いデザイン(VIの部分)を手に入れていただけると思います。

ロゴの色と形を軸にして販促物に展開することで、統一感のあるデザインが揃います。これがVIというものです。見た目を整えることをブランディングとは言いませんが、お客様からの見た目は整っているように感じられると思います。

VI:ヴィジュアルアイデンティティを整えるためにも、貴社のイメージに合ったより良いロゴを選んでみてください。

[本編で使用した参考資料(提案資料サンプル)はこちら] *一部加工してあります。
ブランディング事例1 (3 ダウンロード)
ブランディング事例2 (2 ダウンロード)


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サブファイ ブランディング パートナーでは、貴社の状況把握を行うことからブランディング計画を立てさせていただいております。経営計画、各種デザイン、社内セミナー(販促教育、ライティング教育、デザイン教育)などを使って、様々な角度からサポートさせていただきます。

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