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様々な業界の販売促進に関わりデザインを制作してきましたが、販売促進で失敗する企業には特徴があります。

チラシを撒いても意味がないから、ホームページに力を入れることにした。今はどの企業もホームページが重要だし、しっかりした企業体に見せるのは大事だと思う。

商品の特徴や技術力がしっかりと明記されて、見せ方がきれいなら申し分ないだろう。ただ、SEO対策やネット広告には力を入れないと中途半端になるから、それなりに資金を投じて、ネットからの依頼を増やそう。

ネットからの依頼が増えれば、爆発力は無限大だし、しっかりと取り組める体制を整えよう。

確かに、インターネットへの期待値が高いことは間違いありません。全世界から商品情報、企業情報を見れるのですから夢は無限に広がります。

ですが、期待できる成果を出すには、多くの資金が必要です。それに、競合以上の価値を提供するには、時間もかかりすぎてしまうのが現状です。

そこで、半歩だけ歩みを進めて、限りない資金の中で、どんな計画を立てると、お客様に購入していただきやすくなるか? お客様との関係をどのように構築するとビジネスがより良い方向に迎えるのか? についてお伝えしたいと思います。

Contents

販売促進で上手くいかない企業が、媒体選びで失敗する理由

販売促進で上手くいかない企業は、媒体への考察が足りていない可能性があります。

なぜ考察が足りないか? というと、普段から媒体と触れる機会がないからです。デザインや広告に普段から接していれば、もっと深く知ろうという意欲も湧きますし、もっとお客様のビジネスが上手くいくように。 と考えれば、考察できる場面もあります。

ですが、普段からご自身の事業と向き合っている方達には、考察する場面がありません。ですから、どうしても目先の『売れる』という点にフォーカスが当たってしまいます。

そこで、デザインや広告に関わっている側からの媒体に対する考察をお伝えしたいと思います。

販売促進で上手くいかない企業が、知るべき媒体の基本知識

販売促進で上手くいかない企業は、媒体の基礎知識が足りません。そのため、売れるという目先のロジックに騙されてしまいがちです。

そうならないためにも、ぼんやりとで良いので、媒体の基礎知識を知ってもらいたいと思います。

販売促進の媒体というのは、それぞれに特徴、特性があります。それらを使って、商品についての必要な知識をお客様に伝えてもらうようにする。それがマーケティングに必要な基礎知識です。

顧客分析を元に、何を使うか? これが商品価値を伝えるためには必須なのです。もっと深く媒体ついて知ることは難しいかもしれませんが、ぜひお役立ていただけましたら幸いです。

販売促進で上手くいかない企業が、知るべき媒体の特徴や特性

販売促進で上手くいかない企業は、snsやホームページ、パンフレット、チラシ、カードなどについての特性を理解できていないために、デザイン事務所やマーケティング会社、コンサルタントの意見を鵜呑みにして対等な話合いをすることができません。

対等な立場で意見が言えて、お互いが思い描く戦略図について対話を深め、より良いビジネスの方向性を導き出せることを願います。

  • 内省的な意味を持つ媒体
  • 表面的に伝わる媒体
  • 内面的なことまで伝えられる媒体

この3つに絞られます。

内省的な意味を持つ媒体

ロゴ

ロゴは、事業の旗印です。お客様からの信頼感を得るためでもありますが、もっと内省的な軸を形にする方が、より良いビジネスに向かうことができる媒体です。理念の共有や企業の目的を明確にして、それを形に落とし込むことで、企業全体の向かうべき道を示すことができるものになります。

クレド

クレドは、会社の方針や方向性を指し示す媒体です。スタッフの考え方や行動のばらつきを抑え、画一的で総合力のある企業への成長を促すものです。ただし、制作の際に、トップダウンで製作された場合に関しては、企業全体に悪循環を招く場合があります。

表面的な媒体

チラシ

チラシは、お客様へのメッセージを司る媒体です。たった1枚でどれほど興味を持っていただけるか? という視点が大事です。たった1枚で、どれほどの感動を与えられるか? どれほど必要だと感じてもらえるか? という着眼点で制作できれば、お客様の行動を促すことができます。

バンフレット

パンフレットは、企業の表層的な部分を担う媒体です。企業の想いや特徴を始め、取扱商品の良し悪しなどをある程度までお伝えすることができます。企業全体の雰囲気もお伝えすることができる媒体なので、企業イメージ(デザイン)には、気を配る必要がある媒体でもあります。

ホームページ

ホームページは、活動をお伝えできる媒体です。企業の想いやそれによって生み出された商品、その想い伴う現在の行動まで、あらゆる側面からお伝えできる媒体です。文字数制限もないので、どこまでもお伝えすることはできますが、お客様は、1ページづつしか目を通すことができないのも特徴です。

ブログ(ランディングページ)

ブログは、現在の活動状況やお客様のお悩みにお答えできる媒体です。文字で伝える。という点に優れていますが、文章が苦手な方にとっては難しく感じるかもしれません。ですが、ストーリーを立ててお客様に伝えることで、ホームページよりも深い理解を得ることができる媒体です。

sns(フェイスブック、ツイッター、インスタ)

表面的で突発的な事柄を伝えられる媒体です。感情が動いた瞬間、その出来事、興味を持っている事柄など、今の自分や今の会社の状態をいち早く伝えることができる媒体です。

動画(ユーチューブ)

動画は、感動を伝えることに優れた媒体です。好き・嫌い・不安・喜びなど、感情を伝えることで、人柄を伝えることができます。動きが伝わるという側面が大きいため、声の抑揚や物事を伝える態度、ファッションなども含めて、人となり(企業の在り方)を伝えられる媒体ともいえるでしょう。

内面的なことまで伝えられる媒体

小冊子

全体の構成にも左右されますが、全体を通して見通していただける媒体です。企業の考え方、企業が大事にしていること、スタッフの人柄、お客様への想いなどを通じて、小冊子を見るまでは興味を持っていなかった事柄まで見ていただける媒体です。

ニュースレター

企業が探求を重ねているテーマが伝わる媒体です。どのような行動を選ぶ企業か? どんな研究に力を入れているのか? という内容をお伝えすることで、その企業の強みや期待を得られることができます。

もっと深い考察がされていると、ビジネスの戦略を立てる時には有利に働きます。目の前の

販売促進で上手くいかない企業が、知るべき媒体の選び方

販売促進で上手くいかない企業は、媒体の選び方を間違えている場合があります。

売れなくては意味がないのはもちろんですが、売り方は様々という点にも着目してもらいたいと思います。売れるから。という理由で媒体を選んでしまうと、自社目線がブレる可能性も高まります。

売れるから。という視点ではなく、お客様にどのように楽しんでいただこうか。お客様にどのように喜んでもらおうか。お客様にどのように必要と感じてもらおうか。という視点で、そのための媒体を選ぶと、オリジナリティも高まり、長くお客様から愛される企業体制を作り上げることができます。

販売促進で上手くいかない企業が、やってしまう媒体イメージ

販売促進で上手くいかない企業は、媒体イメージを軽んじている可能性があります。

媒体イメージ(デザイン)は、企業におけるファッションのようなものです。常にブランド品をまとっているか? 常にカジュアルな服装をまとっているか? でお客様が感じ取る雰囲気も変わります。

いくらブランド品をまとっているイメージを作っても、品を保つことは大変な苦労を伴います。

自社の特徴や特性に合わせたイメージを構築することも、自社の内政をよりクリエイティブな状態に保つために必要な行動です。企業の在り方を見つめ、最適な媒体を選んでいただくことを願っています。

サブファイ ブランディング パートナーでは、貴社の状況把握からブランディング計画まで、経営者様の目的に沿って、様々な企画やデザインをサポートさせていただいております。

[販売促進企画・計画、各種デザイン、社内セミナー(マーケティング、ライティング指導、デザイン思考)など]短期的な問題解決から長期戦略に至るまで、各種ご相談いただいております。

▽ 東海電力小冊子:2016〜2017年[ブランドイメージの統一] ▽

サブファイ ブランディング パートナー 神田:info@subphy.com

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