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中小企業にとって贅沢品のデザインを「ビジネス投資」にする方法

中小企業にとって、マーケティングやデザインが贅沢品になっていることがあります。

デザインをお願いしてみたいけど、それなりに費用が高くないといい仕事してもらえないみたいだし、作業も見えないから、作業自体は何をしているのかわからないから、そもそもどう関わっていいかわからない。

その上「デザインにウン千万の投資をした。」という話は聞くけど、「デザインで売上げがすごい上がった。」という成果はあまり聞いたことがない。大体は「素敵なデザインになっていい感じでしょ。」という自慢ばかり。

そもそも、成果の出ている仲間の企業は、営業力のある人材が揃っていて地盤が整っているから成果が出ている気がする。

だから、デザインへの投資には躊躇いがあるし、贅沢品のような気がしてならない。

このような取り組み方では、贅沢品に感じてしまうのは当然です。社内全体でデザインに関われば、必ずビジネス投資として成功に向かいますから、関わり方や取り組み方を知って、デザインをビジネス投資やブランド強化に活かしていただきたいと思います。

中小企業にとって、デザインが贅沢品な理由

製造物などの作業が仕事になっている中小企業にとって「デザインはよくわからない。」という意見はよくあることでしょう。

でも、ビジネスでデザインを使う場合は、考え方を変えなくてはあなたの企業は潰れてしまいます。なぜなら、社会全体が見た目のデザインを必要としているからです。見た目が良いもの(わかりやすい、かっこいい、可愛い など)をデザインとして捉えるだけでは、結局価格競争に巻き込まれることになります。

社会では、たばこやハラスメントと同じように、これまではなんでもなかったことが、「迷惑をかけるもの」という考え方に浸透しました。それと同じように、ビジネス界でも見た目のデザインは生存競争において必要不可欠なもの(日常)になったのです。

だから、デザインがわからない。と言って逃げてしまえば、その企業はいつまでもビジネス投資にならず、成果の出ないデザインに投資しなくてはならなくなります。そうならないために、デザイン制作において必要な考え方や取り組み方についても勉強を始めてもらいたいと思います。

中小企業がデザインを使う際に注意すべきこと

中小企業がデザインを使う際は、消費者情報を明確にしておく必要があります。なぜなら、消費者に何をどのように伝えるか。届けるか。が決まっていなくては、絵に描いた餅にしかならないからです。それに、大企業のデザインを真似ても、中小企業では通用しないことがあります。それは、絶対に知っておくべきことです。

大企業は「トラディショナル広告」として、先端の情報を広告デザインに落とし込んでも販売に至る可能性は高いですが、中小企業はそのようにいかないのです。

なぜなら、中小企業の場合は、「誰のためにどんなものを作っているのか。」がはっきりしなくては商品が売れないからです。そのため、大企業のようにトレンド(流行)を先取りした広告を売っても、お客様からの信用を得ることはできません。

そこで必要になる考え方は「〇〇でお困りのお客様のために研究開発した商品です。」と伝えられなくては、誰のための商品なのかが、お客様に伝わらないのです。

でも、このようにお客様の状況に合わせて具体的に伝えることで、お客様の心理的ハードルを開放し、購入に向かって行動していただけるようになります。なぜなら、中小企業の軽やかさや丁寧さ、スペシャリストとしての気遣いに信用してもらえるからです。

これらの理由から、お客様の具体的な情報は必要になります。そしてこれらの情報を、専門的かつ戦略的に行うことができると「コンテンツマーケティング」や「オウンドメディア」というものに成長していきます。

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中小企業が取り組むべき商品マーケティング

今後は、広告デザイン、webデザインだけでなく、商品制作においても、お客様情報をより具体的にする必要は高まります。その理由は、お客様の価値観が自由化してきたからです。このようなニーズの変化は、企業マーケティングや商品マーケティングにおいてさらに複雑化していくことが予想されます。

昭和の頃のように、一緒の価値観でいることの方が正しかった時代は終わり、個人の価値観が許され自由な選択を認めてもらえる時代(お金、物、食、情報に困らない時代)になリました。全体的な価値観に合わせたモノづくりではなく、お客様(消費者)の価値観に合ったモノづくりに焦点を合わせて経営を変えていくことが、今後は重要な考え方になると思います。

中小企業がデザインを使う前に学んでおくべきこと

中小企業がデザインに投資する際には、デザインに関して学んでおくべきことがあります。それはビジネスでデザインを使う場合の基礎知識です。

そのデザイン基礎知識とは、「色・形・素材」による雰囲気づくりによる見せ方があります。つまり、それらを使ってどのようにビジネスに活かすか?という知識が重要になるのです。もともとブランドデザインにはCI戦略という考え方がありますが、現代では、さらに細分化されたマーケティング手法をデザインに落とし込むために、基礎知識を知っておかなくてはいけません。

まずそのためには、ビジネスとデザインの関係や「ビジネスの本質」、「デザインの本質」といった、概念的なものを理解しておくことがオススメです。企業の勝手な解釈やデザイナーの感性的なものに頼るのではなく、「お客様視点で判断した最適なデザインを選ぶ」ということが、これからのビジネスには必要になるからです。

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中小企業は、デザインを効果的に使いきりましょう。

中小企業がデザインに投資する際には、社内効果も考えてデザインを使いましょう。

  • お客様はそのデザインを見てどう感じるか?
  • 会社としてのイメージは良いか?
  • 会社が考えていることはお客様に伝わると思うか?

これまでは、担当者レベルでデザインに取り組んできたと思います。ですが理想は、経営者から入社1年目の新入社員まで、デザインについて話し合うことがブランド価値を上げることになります。その理由は、全社員に会社の意図や意識を伝えることで、会社への忠誠心や営業力につながるからです。

ただ、全社員で取り組むのは大変です。そこで、「少しでも関わる」という体制を作りましょう。具体的な方法としては、メールで伝える方法です。

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会社は〇〇のように考えている。だからこのデザインに決めました。
→ このデザインを見てどう思うか?(デザイナーの意見も添えて)
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という報告を取り入れることです。社員からは「わからない。」「B案の方がいいよ。」という意見があっても大丈夫です。その一言コミュニケーションが、結果的に会社を支えることになり、社内コミュニケーションにつながります。デザインを通じたコミュニケーションが大事な絆を結ぶことになり、社内モチベーションを高めることになるので、ぜひ取り組んでもらいたいと思います。

ビジネスで使うデザインは贅沢品ではありません。しっかりと投資として、デザインを扱っていただきたいと思います。

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