デザインすれば売れると思って、デザイン事務所に依頼したのに。
商品の良さも表現されているし、統一されたとても良いデザインだと思うけれど。
以前よりは、多少反応は良くなったかもしれない。
でも、思ったように商品が売れない。
デザイン費用もそれなりに高かったのに、それすら回収できないじゃないのはなぜ。
デザインにも時間がかかったし、本当にこれで売れるのだろうか。
そんなあなたは[見た目]に頼りすぎていませんか?
見た目を大事にするのは大切です。お客様はも見た目を気にしていますから。
でも、見た目だけじゃなく、その前にビジネスの本質を理解しなくては商品は売れません。
お客様の表面的な行動を探らないで、もっと核心に迫った行動を取りましょう。
Contents
商品が売れない理由
- 見た目にこだわりすぎ(見た目が整えば売れるという勘違い)
- 売れているものの理由(売れる理由)を知らない
- お客様目線ではない
どんなに見た目だけを良くしても売れません。
「こっちのデザインの方がいいな。」と言って選んだものは、
販売側のプライドやなんとなくの見た目の良さが際立ったものではありませんでしたか?
そのようにデザインを決めてしまうと、特に抽象零細企業の商品は売れません。
なぜなら、お客様が商品を購入する時には
企業の大きさやデザイン性を大事にしているわけではないから。
ホームページなどのデザインに取り組むと
「自分がお客様なら買うだろう。」という感覚で、デザインを選んでいるかもしれません。
ですが、それはあなたの価値観が判断基準になってる場合があります。
もっとお客様の価値観に寄り添って判断しましょう。
商品が売れる理由
- お客様に「買いたい(必要な)」明確な理由がある
- ターゲットが消費者もしくはユーザーである
- お客様と販売側の心理描写と行動描写が一致している
商品が売れる理由はこの3つです。
お客様にお金を支払う理由がなくては、商品は売れません。
街で配っている無料のティッシュペーパーも商品です。
ですが、無料の商品ですら貰ってくれる人(買ってくれる人)は限られています。
商品とお客様とデザイン
- どんな場面で使うと良いか?が分かりやすいこと
- 他の商品との違いが明白であること
- 丁寧で清潔そうなイメージであること
商品が売れる理由は、美的なことが理由ではありません。
それに、商品の金額が安いことも理由になりません。
商品が売れるには、
お客様にとって・・『分かりやすい。利用しやすい。便利。気軽。』
という視点が大事です。
つまり、お客様が抱えている何かしらの問題が解決する。それが、商品を購入する理由です。
『おしゃれ。かっこいい。美しい。安い。』という視点が
お客様が商品を購入する決定的な要素ではないことを認識しましょう。
適度に安いこと。が、商品が売れる理由ではない
ドンキ・◯ーテやダイ◯ー、アマ◯ンだけで商品を買わないと思います。
ル◯・ヴィトンやレク◯スのような高級品も買いたい物ではないでしょうか。
これらの商品が欲しい。と感じるのは、
それぞれのブランドが、
お客様の心理と行動に寄り添って、仕組みと雰囲気が整っているから。
つまり、商品が売れないのは、デザインが悪いからではないのです。
商品が売れない理由は、お客様の気持ちを徹底的に考えられていないから。
商品を売る為には、買っていただく人の心理と行動に合った活動ができていること。
デザインは、その活動をサポートするためのツールです。
商品を売るための行動
- お客様側の心理に立つ
- お客様の行動をよく研究する
- 時代の流れを把握する
商品を売るために、一番最初に取り組まなくてはならないのは、
徹底的にお客様視点に立つことです。
お客様視点に立って考えると、
デザインする前にやることがたくさんあることに気づきます。
そして、その行動をサポートするためにデザインを取り入れることができれば、
デザインを上手く活用できて、もっと楽に営業ができると思います。
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