ブランディングの本質と私の仕事

サブファイ ブランディング パートナーの神田です。

私がデザイナーとして起業をしてから、東海随一のマーケティングとブランディングの権威あるコンサルタントから、約1年間、ブランディングとマーケティングの理論と現場を見させていただく機会をもらいました。その期間、コンサルティングの現場や経営者の悩みを聞き、企業や起業家のデザインを行なっていく中で、ビジネスの本質とデザインの関係を導き出してきました。

その中で、ビジネスを行う際に重要なことをお伝えできればと幸いに思います。


ブランディングの順番

サブファイが提唱しているブランディングには基準があります。それは、

  1. 想い
  2. 行動
  3. ビジュアル

この3つの順番です。とてもシンプルな構造ですが、この3つが伴っていない企業は必ず失敗します。これまで関わってきたすべての企業を客観的に判断した結果、この順番がカタチにできない企業は必ず失敗(衰退または破綻)しています。


ブランディングの本質

すべてのはじまりは『想い(熱意)』

人は、誰かの熱意(自分の熱意も含む)によって動かされます。つまり会社は、経営者の想い(熱意)が、理念となって動き始めます。会社の魂と言っても間違いはないでしょう。それが本心であるほど、その想いを共感してもらえますし、スタッフや協力会社から応援していただけるようになります。*ただし、本人が理念を裏切るような行動をすると崩壊します。

これがブランディングの核でありブランディングの本質です。つまり、この核はビジネスの軸です。起業家や中小企業がビジネスを行う理由や役割は、この核によって決まります。この核が決まっていないと、お客様に対する役割も明確にならず、アレもコレも・・お金のため・・となり、お客様からの信頼を得ることができなくなる可能性が高まります。


ブランディングの鍵は『行動』

上記の『想い』は味方の行動(スタッフや協力会社)に届かなくては意味がありません。想い(熱意)が伝わることで周りがその想いに合った行動を取ることは、お客様のため、企業のためには一番重要なことです。歯車を噛み合わせて動くこと。これが『行動』の意味で大事にしなくてはいけないことです。またこの場合の行動とは、お客様(ユーザー)のための行動です。お客様のための行動ができて、初めてブランディングは動き始めます。

  • お客様のための情報収集
  • お客様のための開発・研究
  • お客様のためのデザイン
  • お客様のための改善・改良
  • お客様のための販売接客
  • お客様のための検証結果

これらがお客様のための行動です。

『想い』に沿ったお客様のための行動ができることで、商品価値の創造、商品の売上げ、企業の成長 など、ビジネスが発展するためのすべてに繋がります。


ブランディングの最後は『ビジュアル』

経営者のお客様に対する『想い』がすべての『行動』と繋がってカタチづくられたもの。これが『ビジュアル』です。このビジュアルは、見た目のデザインにも影響します。そのため、お客様のために基づいていないビジュアルは、お客様の心に届きませんし、お客様の行動を促すものにはなりません。

ビジュアルは、最初は真っ白なキャンパスで、そのキャンパスにはどんな絵を描くことができます。お客様のための想いに基づいた行動ができていれば、お客様のために行動している絵を描くことができます。ですが、自社(自分)のことを語るだけ、自社(自分)を認めて欲しい。という思いだけが強いと、お客様が納得できる(理解できる)絵は描けません。つまり、お客様のための想いを語れなくて、お客様のために行動できなければ、どんなビジュアルを作っても、お客様に響きませんしお客様に届きません。これが、サブファイが提唱しているブランディングの基準です。

デザインされたものは、それ(熱意と行動)を表している単なる形でしかありません。あなたの商品、あなたの企業は、この順番で戦略が練られていますでしょうか?

まずは、お客様に対する想いをお聞かせいただけますと嬉しいです。


私の仕事

ここで、私の仕事について少し話をさせていただきたいと思います。

幼少の頃の私は、心も幼く弱かったため、自分の意思や意見を伝えることができない子どもでした。ただ、今思えば少しだけ変わった性格をしていて、いじめられっ子も、いじめっ子も、頭の良い子も、不良の子も、不登校の子も、知能が足りない子も、、すべての子が気になり、親の友達が家にたくさん来て(母親のおばちゃん友達)も、平然とその場に座って、お菓子を食べながら、旦那の愚痴や悩みなどの話を聞いて、ただただ「ヘぇ〜。」と聞いているだけの子どもでした。

俗に言う八方美人という性格なのかもしれません。

また家庭は少し複雑で、父親は家族に対してとてもわがままでしたし、少し気性の荒い人だったため、母親がビクビクしているのを見て自分も父親が怖い存在だと感じていました。そのため、続けたかったことややりたかったことを父親の一言で放棄してしまうような性格でした。そんな家庭環境で育ったこともあり、私自身は、自分の本心を捨てて、なんとなく毎日を過ごすような学生時代を送りました。

その後、社会人になってからは、希望の職業ではありませんでしたが、運良く大手企業「京◯ラコミュニケーションシステム株式会社」に入ることができて、パソコンを使ったシステム系の監視・監督業務に配属されました。会社はとても好きでしたし、組織の中で働くことは好きでした。

毎朝の朝礼では、理念や行動指針を社員全員で大声で唱え、最近あったエピソードを、社員が順番に話すような朝礼、そしてグループに分かれて、今日の仕事の予定を報告する。また定期的に他県の社員との交流もあり、車座になって、議論をしたりケーススタディを解き、発表をする場があるなど、とても素晴らしい仕組みだったことを覚えています。

ただ残念なことに仕事(業務)には全く興味がなく、自分の進みたかったデザインやモノづくりの仕事ではなかったことだけが、私の人生において一番の課題でした。そこで、昔から興味のある仕事に進みたい気持ちが25歳になっても変わらなかったことをきっかけに、思い切って退職を決断しました。25歳でデザイナーを目指すことには、年齢的に遅いことは十分理解していました。ですが、当時の私にとっては、やりたいことを始めることの方が、私の人生において、とても重要な決断だったことを今でも覚えています。

 

少し遡りますが、私がデザイナーの道を選んだ理由は、20歳の頃の考えが決め手です。それは、「やりたいことを始めることは、人生にとってどれほど重要なことか。そのことを証明したい!」これが20歳の頃の僕の想いです。ただ、自分の勝手な願望だけで、人生が豊かにならないことも理解していましたので、私のように、親の意見や周りの意見に振り回されてしまう子どもや、自分の意思を貫けない人たちを一人でも減らせるような社会を作りたい。そして、誰もが社会で認められる人生設計と行動ができるような学びの場を作りたい。と思い、デザイナーの道に踏み込んだきっかけです。

デザイナーへの道を歩み始めた私ですが、私が理想としているデザイナー像もあり、デザイン会社に就職することは目標ではありませんでした。そのため、デザインの基礎知識を学んでからは、内装業(営業業務)や製造の現場仕事に事務仕事、正社員に派遣社員にアルバイト、かばん持ち、そして起業(約10年)の経験により現在に至ります。

 

このような状況の中で、デザイナーの立場や状況を経験し、様々なビジネスの現場に携わらせてもらいながら、経営者の立場や状況を間近で見て、考え方なども勉強させてもらいました。もちろん、迷惑をかけたこともありますし、死にたくなるほど苦しかったこともありますし、たくさん失敗もしてきました。こうして、自分が理想としているデザイナーに近づくために、退職後に動き始めて約15年が経ちます。それらの経験が今の私を形成し、とてもシンプルな独自の理論を確立させてくれたと考えています。これが私の姿で、これらの経験に基づいて企業デザインをさせていただいています。また今後の企業サポートについても、自分自身のスキルをもっと磨いて、ビジネスのためユーザーのため、パートナー企業のため、すべての人のためになるブランディング技術を身につけていきたいと思います。


サブファイのブランディング

私の想いと経験によって、作った会社がサブファイです。*名前の由来は下記に掲載しています。

ブランディングの基準が代々続く組織づくりをすることができれば、永遠に続く企業づくりも夢ではないと確信しています。それを現実にするために、関わらせていただいた企業のことを自分事として本気でサポートすること。これがサブファイの目指している事業です。

そのため、経営者の悩みと企業の問題や課題に取り組み、デザインだけでなく販売促進計画のコンサルティングやデザイン、スタッフに対するセミナーやワークショップ、ファシリテーションなどを通じて、経営者の想いを、より良いカタチにするサポート(仕事)を続けています。これらの行動がメソッドになって、素敵な企業がたくさん育ってもらうこと、将来の子どもたちのためのより良い社会環境づくりに役立つこと、それがサブファイのブランディングの想いです。私の人生も夢半ばですが、目標に向かって一つずつ叶えていきたいと思います。

 

サブファイ 神田


[補足1]サブファイ ブランディング パートナーの由来

subphyとは英単語の組み合わせによる造語です。

substantial

  1. ⦅かたく⦆〖通例名詞の前で〗(数量規模などが)かなりの, 相当な; (満足できる程)十分な; (実際に)重大な, 価値のある
  2. ⦅かたく⦆〖通例名詞の前で〗(大きくて)しっかりとした, 丈夫な, 頑丈な〈建築物家具など〉.
  3. ⦅かたく⦆〈人などが〉裕福な, (資力があり)影響力を持つ.
  4. 名詞の前で〗本質的な, 実質上の
  5. 実体のある, 実在の.

physiognomy

  • C⦅かたく⦆人相, 顔つき, 面相, 顔(→face).
  • U人相学, 観相術.
  • U(土地などの)外形, 地形, 地勢; (事物の)外観.

この2つの英語の頭文字を組み合わせた言葉です。

この言葉に、私の将来の目標である「すべての企業、すべての人たちのブランディングをサポートする。互いの目的を叶えるための関係を結ぶ。」という想いを加えたのが現在の社名です。

subphy branding partner (サブファイ ブランディング パートナー)

読みにくく、覚えにくくて発しにくい言葉ですが、私の想いと行動の基準が詰まったとても偉大な名称だと思っています。日本には『名は体を表す』『言霊』と言いますから、個人的に社名はものすごく大切だと思っています。また勝手なこだわりですが、、、2012.12.12に、サブファイ(2010.10.20前登記日)から今の名称に改名しました。2012年12月12日は、21世紀中に[年、月、日]が最大数で揃う唯一の日なんです。バカ親^^;


また別の機会に、ロゴについてもご紹介させてもらいたいと思います。

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