矢印を動かしてみてください。
フォトショップを使うことで、写真のいらない文字を消したりすることができます。
この機能はどんどん進化しています。
最新のフォトショップでは、あっという間に消す腰ができるようになりました。
Contents
すごいぞフォトショップAI機能!
AIの進化によって、写真の加工が以前の数倍早くなりました。
このような画像も、あっという間に要らないものを消せます。
以前は、一つ一つ丁寧にコピペしたり色を変更したりして、大変だった作業も
短時間で消すことができます。
この写真では、
- 画面の中の文字(WORKHARD ANYWHERE)
- 左の緑
- マウス
を消しました。
この写真では、MACの上のライトも消えています。
『必要のないものを消す』作業は、AI機能が自動で計算してくれるので、
素早い加工が可能になってきています。
今後は、写真だけでなく動画の中の人も簡単に消せるようになっていくようです。
AIの進化は本当にすごいです!
デザインブランディング
さて。
要らないものを消すことができるということは、シンプルな表現や
自社のオリジナル表現に用いることができるようになります。
商品や企業のイメージに合った写真を使うことで、
イメージ戦略など、お客様への伝達方法を選ぶことができます。
先ほどの画像を加工して、オリジナルの表現に変更してみました。
このように、気に入った写真や商品イメージ(企業イメージ)に合った写真があれば、
その中にオリジナルの表現を加えることができます。
企業戦略に基づいた表現を使って、お客様に伝える行動は
ブランディングをする上で大きな役割を担います。
あなたの商品には、どんな想いが詰まっていますか?
デザインコンセプトの仕組みとは?
上記の話にも精通しますが、デザインブランディングを行う上で最も大事なことは
より良いデザインコンセプトを決めることです。
さらに、ブランディングを考えるのであれば、より良いデザインコンセプトだけでなく、
企業コンセプトが軸になっていなくては、より良いデザインにたどり着くことはできません。
企業ブランディングのためのデザインをするためには、
以下の流れを踏んで、順番に考えることが必要になります。
- 企業コンセプトに基づき、デザインコンセプトを立てる
- デザインコンセプトに基づき、行動を決める
- デザインコンセプトに基づき、商品(製品)を作る
- デザインコンセプトに基づき、販売促進のデザインを作り上げる
このような流れでデザインを決めることで、お客様には統一感のあるものが届きます。
コンセプトがない状態でデザインを行うと、
お客様に商品を買っていただけるデザインを制作することはできません。
現代は、作れば何でも売れる。という時代は終わり、
誰に何をどのように売るのか?を決めてから作らないと、モノもサービスも売れない時代です。
これがなくては、企業の生存競争に負けます。
企業コンセプトをはっきりさせることは、
ビジネスを尖らせるためにも、デザインで伝えるためにも大きな役割を担いますので、
誰に、何を届ける企業か?をはっきりさせると良いでしょう。
コンセプトとは?
コンセプトってなに?よくわからない。と感じていらっしゃる方のために、
少しコンセプトについて記載しておきたいと思います。
コンセプトを簡単に説明するとしたら、絵のタイトルと言う説明が一番しっくりきます。
つまり、ビジネス上でコンセプトを使う場合には、
お客様に伝わる絵を描くために、先にタイトルを決める作業がコンセプトづくりです。
サブファイ流に、より良いコンセプトのつくり方の順番を説明をすると、
- 我々は、お客様のために何をするのか?
- 我々は、お客様のためにどんな行動を続けていくのか?
- 我々は、お客様のために何を伝えていくのか?
この順番が大事ですし、何よりも『お客様のため』という想いが大事です。
お客様のために(または社会のために)という想いがなくては、
より良い企業コンセプトをつくることはできません。
企業のコンセプトについて
先ほどもお伝えしましたが、企業の成長戦略や企業ブランディングを望むには、
より良いコンセプトづくりに力を入れことです。
そして、このコンセプトは企業理念に通じています。
デザインや伝え方(ビジュアル)は、お客様の趣味・嗜好や、時代の流れによって変化しますが
一度決めた言葉は変化しません。
つまり、企業のコンセプトを決めることは言葉を決めることです。
それにより、ブレない企業体質をつくることができます。
企業の成長のため、企業継続のためにも、
より良い言葉を選び出すことを目指してみてください。
コンセプトのないビジネスは失敗する
お客様のためにどんなことを続けていくのか?が決まることにより、
自社の行動もデザインも決まりやすくなります。
コンセプトが決まっていない企業には、このような不幸が訪れます。
- やることが定まらない
- やらないことを決められない
- 独自性・特徴がない
- 戦略がない
- 価格が決まらない
- デザインが決まらない
- 伝えることが決まらない
- 商品が売れない
- スタッフの入れ替わりが激しい
- 下請けから抜けられない
- あらゆる制作に時間がかかる
これらの不幸に見舞われて、効率の悪い仕事しかできません。
お客様のために、仕事の細部にこだわるのは良いと思いますが、
仕事全体の流れに時間を取られることは、企業にとって非効率な行動です。
そうならないためにも、
コンセプトを持って仕事ができると良い仕事になると思います。
より良いブランドコンセプトを軸に
より良いブランディングを目指していただければと思います。