ロゴを使ったブランディングの事例 *事例付き

最近、組織としての統率が取れてきたように感じている。すごく良いタイミングだから、このままマネジメントを強化していきたい。

そのためには、もっと責任者の意識を高めてリーダーシップを発揮してもらいたいと思う。それができれば、組織としてのヒエラルキーもはっきりするし、企業としての価値ももっと上がるだろう。

会社全体を見渡すと、良い環境に育ってきていると思うから、この良い状態をお客様にも伝えていきたいし、企業価値をもっとお客様に伝えていきたい。こんな時には、どこから順番に伝えるといいのだろう。

 

ロゴとは一見関係なさそうに感じるかもしれません。ですが、ブランディングの視点から考えると、ロジカル戦略として[ 経営理念の再定義 クレド(credo) ]を用いるのは良いでしょう。ただ、それと同じくらいイメージ戦略として[ ロゴ ]を活用することも効果的な行動の一つです。


ブランディングの軸

ロゴから得られる情報は、ブランディングにおいては重要な軸になります。なぜなら『経営理念、経営方針、スローガン』といった、言葉の柱を立てることで企業は強力なチカラを得る事ができるからです。

ですがそこには、男女の思考の違いや、言葉では伝わりにくい社員に対する配慮も必要です。だからこそ、象徴的なロゴマークを通じて、エモーショナルな伝達方法を使い、企業の目的や目標、お客様への感謝などの言葉をカタチにする事が必要となります。

そこで、ロゴの特性について、もっと具体的にお伝えしていきたいと思います。


ロゴという象徴

ロゴは、一言で伝えてしまえば表現の一つです。ですが、前述のような目的に沿った形をイメージに落とし込む事で、ビジネスを始める理由(熱意)とビジネスを続ける理由(行動)を生み出すものになるのです。単なる見た目ですが、目から得られる情報の中に「意味」や「意図」を加える事で「私たちは何のために仕事をしているのか。」「誰のために仕事を続けていくのか。」という目標を与える事ができるのです。

つまり、ロゴを象徴にするという事は、会社の意思を共有する。という事なのです。

想いや象徴がなくても、事業は上手くいきます。ただし、全社員に行動力(営業力、戦略)が備わっていれば、経営者のマンパワーで伝え続けることはできるでしょう。ですが、想いや願い、意思というのは、伝達人数が増えれば増えるほど薄れていくものです。

ですから、創業当初から想いをカタチにしなくては。と考える必要はないと思います。自社の事業規模や社員の成長度合いを見定めて取り入れていただければと思います。


ロゴの特性とは。[見た目]の[中身]に備わるもの

目に映るものには「思い出す」という効果が備わっています。みなさんもこんな経験をしたことがあるのではないでしょうか。

  • 幼少の頃のある写真を見ると、当時よく一緒にいた友達や遊びを思い出す。
  • アルバムを見たら、当時の先生の雰囲気や大切な言葉を思い出す。

これは、どんな人にも備わっている能力です。ではいったい、この効果とロゴにはどんな繋がりがあるか?というと、ロゴには、もっと内包的なものが備わっているのです。

戦略的にロゴを制作する場合、見た目の判断だけでなく、もっと中身に意味があります。それは、社員が行動するための動機になる。ということです。

つまり、ロゴに「意味」や「意図」を加えることで、社員にとっても企業にとっても大きなインパクトになるのです。事例を踏まえて説明すると

[事例A:想い、熱意

[事例B:想い、熱意]

ビジネスには、どのような想いを持って始めたか? どのような想いで続けるのか?という意味や意図があります。

想いとは、他社とは違う考え方の部分です。その違いを表現に加えることで、新しい価値を生み出す事ができます。それが戦略になり、風土をつくり、文化になり、社会に影響を与えるものへと成長します。

[事例A:想いの抽象化]

[事例B:戦略、方向性]

このように、どのような想いで経営者がその形(ロゴ)を選んだのか?をはっきりさせることは、社員にとってもモチベーションになり、お客様にとっても信頼に値することになります。


ロゴの特性を活かして。「他社との差別化」

先ほどは、ロゴの「見た目」と「中身」についてお伝えしましたが、ロゴが及ぼす影響はそれだけではありません。対外的な側面も持っています。わかりやすいものが「(競合)他社との比較」です。

他社との差別化は、ビジネスを継続する上で重要になります。ですから、他社のイメージよりも良いイメージで伝えたい!と考えている経営者も多いと思います。ですが、お客様が受けとるイメージというのは、見た目によるデザインからだけではありません。

  • 会社の雰囲気、実績、考え方、行動の取り方
  • 営業マンや社員、経営者の姿、言葉の使い方、礼儀、人の良さ
  • 商品の価値、商品への対応(アフターフォロー、改善改良)、フィードバック

など様々です。正直に言うと、デザインよりも「会社の在り方」や「商品そのものの価値」を見られていることの方が大きいです。だからこそ、なぜあなたの会社がその商品をつくる必要があるのか?という視点がなくては、お客様に良い商品をお届けすることはできません。

下記のように、他社のイメージ調査をして、オリジナルなイメージを作っても、行動が伴わなくては、本当の差別化にはならないことを意識しておきましょう。

[事例B:他社イメージと自社イメージの擦り合わせ]

だからこそイメージで差別化しておく必要があります。「私たちはこのポジションにいる。」「このポジションを貫く。」といったメッセージは、生涯崩さなければ、お客様にとって特別な企業として存在し続けることは間違い無いのですから。

結果的に、ロゴは「色」「形」「文字」というシンプルなものの組み合わせですが、企業の方向性を指し示し、他社との違いを明確に伝えるには、最適なものだと言えます。


ロゴとブランディング用販促物

1930年頃にアメリカで生まれたCI戦略というものがあります。CIとは、C(コーポレート)I(アイデンティティ)の略ですが、これは、会社のアイデンティティに基づき、お客様や社会に対する『理念、行動、見た目』を整えましょう。という考え方に基づいたイメージ戦略です。

  • MI(マインドアイデンティティ)  「経営理念、クレド、スローガン など」
  • BI(ビヘイビアアイデンティティ) 「営業方法、アプローチ など」
  • VI(ヴィジュアルアイデンティティ)「ロゴを中心とした会社の視覚情報の統一」

『CI=MI+BI+VI』という方程式で考えられた戦略です。これらが揃えば、企業にとってはとても強力なイメージ戦略が整います。ただし、すべてを整理していくには、相当な時間と労力がかかることはお分かりでしょう。

そこで、まずはロゴを中心にイメージを整えることが、もっとも効率的にイメージ戦略を企業に浸透させる方法だと言われています。

[事例A:ロゴと販促物]

[事例B:ロゴと販促物]

ロゴの色と形を中心に、販促物を展開すること。これで統一感のあるデザインが揃います。これがVIです。見た目を整えることをブランディングとは言いませんが、表面的に見た目が整うため、見た目をブランディングと言う人もいます。

ブランディングの一部としてご参考にしていただけましたら幸いです。

「ロゴとブランディング」についての記事も掲載しています。ぜひこちらも参考にして企業の活性にお役立てください。

[本編で使用した参考資料(提案資料サンプル)はこちら] *一部加工してあります。
ブランディング事例1 (23 ダウンロード)
ブランディング事例2 (15 ダウンロード)


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