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「デザインはおまかせ。イメージことはよくわからないから。」という経営者さん、担当者は多いです。ですが、しっかりとお客様のことが見えていれば、デザインは誰にもできます。

デザインとアートの違いを知ることで、貴社で、どのようにアートに取り込むべきか。がはっきりしてくると思います。


デザインのことはわからないから、広告イメージはすべてデザイナーにおまかせ。

チラシも、写真やタイトルをどの辺に何を配置したらいいかわからないし。

できてきたものが、それなりに見栄えが良ければ良し。

ブランディングとか言われてもよくわからないから、おまかせするのが一番。


中小企業において、デザインの面ではデザイナーに任せきりになる傾向があるかと思います。しかし、このような状況では、デザイナーとの意思疎通がうまくいかず、長期的なプランが立てられず、将来的に経営が危うくなる可能性もあります。

このような問題を解決するために、デザインとアートの違いについて理解し、明確な判断基準を持って、長期的な視野でイメージを活用していただきたいと考えています。

Contents

中小企業が広告デザインで失敗する理由

中小企業が広告デザインで失敗する原因は、ビジネスに影響する要素すべてを、アーティストとデザイナーの区別をせずに任せてしまうことです。

広告戦略においてイメージを用いることは有益な手段ですが、アーティストとデザイナーは、イメージに対するアプローチが異なります。アートは表現に主眼が置かれるのに対して、デザインはコミュニケーションの手段としての機能性が重要視されます。

中小企業にとって、アートとデザインの違いを理解することは重要です。そこで、広告デザインにおいてアートとデザインの違いについて、より具体的に説明したいと思います。

中小企業が広告デザインで失敗しないための「ビジネスの基礎知識」

中小企業が広告デザインで失敗しないためには、ビジネスでイメージを扱う際の基礎知識を学ぶべきです。まずは、改めて「アート、デザイン、ビジネス、お客様」についての理解を深めていただければと思います。

アートとは?

アーティストが、感情や感覚を通じて表現した形。戦争の恐ろしさや人の感覚に訴えるなど、その時代や情景を象徴した表現そのもののこと。
美術、音楽、文学、演劇などの創造的な活動や表現を指します。アートは、人々の感情や思考を表現し、共感や感動を生み出すことができます。また、アートは文化や社会の価値観を反映し、時代によって変化していきます。美術においては、画家や彫刻家などの芸術家によって作品が創造され、鑑賞者によって受け取られます。音楽や演劇においては、作曲家や脚本家などのクリエイターによって作品が制作され、演奏者や俳優などによって表現されます。

デザインとは?

人と全ての物や人との関係の表現。人の「情動」と「行動」に関わる形を表すもののことを言うため、現代では『ビジネス=デザイン』と捉えている研究者や経営者も増えている。
ある目的や目標に向けて、機能的で美しく、使いやすい形に物や情報を整えることを指します。具体的には、商品や建築物、ロゴや広告、Webサイトやアプリケーションなどのデザインが挙げられます。デザインには、美的要素や色彩、レイアウト、使いやすさ、視認性など、様々な要素が含まれます。また、デザインにはコミュニケーションの役割もあり、デザインされたものを通じて、製品やサービスの魅力や情報を伝えることも重要な役割のひとつです。

ビジネスとは?

お客様に有益なモノゴトを提供し『対価 』を得る経済活動のこと。ニーズは主に①問題解決、②目的達成、③インフラ整備の3つの方向性が考えられる。『人・物・金・情報』を利用して、社会の理想を創造するための活動が望ましい。が、その限りではない。
単なる利益追求だけでなく、社会や顧客のニーズに応えること、競争力を持続的に維持することなど、さまざまな要素が必要です。ビジネスを行うためには、市場調査や商品開発、販売戦略の立案、資金調達、人材育成、法的規制の遵守など、多岐にわたる知識やスキルが求められます。ビジネスの形態には、個人事業主や中小企業、大企業、非営利団体などがあります。

お客様とは?

自分自身の人生を豊かにすることを目指し『消費』する立場の人。民主主義国においては、環境や経験から得た知識や価値観を使い、自分自身で人生を豊かにする権利がある。
商品やサービスを購入・利用する人のことを指します。ビジネスにおいては、お客様は非常に重要な存在であり、商品やサービスの提供を通じて彼らのニーズや要望に応えることが求められます。お客様満足度が高いと、リピート購入や口コミによる宣伝効果が期待できます。そのため、企業はお客様目線で商品やサービスを開発し、提供することが求められます。

中小企業が広告デザインで失敗しないための「それぞれの関係」

中小企業が広告デザインで成功するためには、それぞれの関係性をよく理解する必要があります。

アートとデザインがビジネスに及ぼす影響範囲を理解することで、デザイナーとの意思疎通がスムーズになり、長期的なビジネスプランが立てられるようになります。ビジネスとイメージのつながりについて深く理解し、共有することが重要です。

ビジネスとデザインに共通していることは、「お客様の行動心理」に関わっているという点です。そんな理由から、経営とデザインとの関係を示す本が増えていることが言えます。

参考本:経営はデザインそのものである ー博報堂コンサルティングー

中小企業が広告デザインで失敗しないための「イメージの扱い方」

中小企業が広告デザインに失敗しないためには、イメージの扱い方を知ることが肝心です。ビジネスとデザインの共通点は「お客様情報」であり、それをどう扱うかが重要です。

営業の方法、提供する商品、伝えたいメッセージ、使用するイメージの選択など、お客様中心のオリジナルデザインを作るためには、これらの項目を順番に考えていく必要があります。デザイナーとお客様は情報を共有し、ビジネス戦略にデザインノウハウを取り入れることで、ビジネスを強化することができます。

お客様のニーズを満たすためには、デザインの重要性を理解して、適切に取り入れることが不可欠です。以上の点を意識して、お客様中心のオリジナルデザインを作り上げることが大切です。

関連記事:広告戦略が上手くいかない中小企業のための「広告の基礎知識」

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