オリジナル商品を作って販売を始めたけれど、箸にも棒にもかからない。
- 作っても売れない
- 販売しても売れない
- 営業しても売れない
売り方を工夫して、可愛いPOPをつくったり、カッコいいPOPにしてみても、なかなか商品が売れない。もしかしたら、売り方ではないかもしれない。と考えて、商品点数を増やしたりカラーバリエーションも増やしたり。
こんなに企業努力をしているのに、なぜこんなに売上げが上がらないんだろう?なぜ売れないかを考えると、色々な問題が思い浮かんでしまう。
- デザインがよくないのだろうか?
- ブランディングができていないからだろうか?
- 価格帯が悪いのだろうか?
- 売り先が悪いのだろうか?
- ネット販売がないからだろうか?
- マーケティングが悪いのだろうか?
とっても面白い商品だと思うし、スペックも高くて良い商品なのだけど。なぜお客様に見向きもしてもらえないのだろう?
客層も想定して商品展開しているはずなのに。
このような商品は、世の中にたくさん溢れています。現に私のパートナー様の中にも、良い商品を持っていても売れなくて困っていらっしゃる方も多いです。そのために、無駄な努力や間違った行動をしてしまう経営者もたくさんいます。
良い商品がお客様に買っていただけるように、最新マーケティングの方法を身につけて、宣伝や広告に活かしてもらえればと思います。
Contents
お客様の価値を表現する
各種デザインや宣伝広告において、お客様が必要としている価値を表現することは最も大事です。
- 見た目がいいから買う。
- 安いから買う。
これらの感情は、価値を感じた後に考えることです。今日は、彼女(彼氏)と楽しくて素敵な1日を過ごしたい!あなたも、このような感情に対して価値を感じたものにお金を支払った経験があるのではないでしょうか?
それは、プレゼントだったり車だったり、旅行だったりファッションだったり食事だったり。その後で、金額が高いか?安いか?を懐事情で決めているはずです。お客様の価値は、基本的に感情に左右されます。どのような感情を揺さぶる商品か? が売上げを左右しますから、ぜひ着目してみてください。
最新マーケティングを簡単に使えるようになるために
前提が長くなりましたが、最低限の時代背景と価値を知っていただかなくては、事業を軌道に乗せることはできません。これからも、時代によって最新情報は変わっていくと思いますので、なんとなくの流れだけでも把握していただければ、将来的に活かしていただけると思います。
さて。誰でも簡単に最新マーケティングが使えるようになるための訓練法をお伝えしたいと思います。
方法を一言でお伝えすると、あなたがお客様になりきることです。これだけだと、一見簡単に感じると思います。一度、自分の商品に合わせて以下の問いに答えてみてください。
- そのお客様は、生活している際にどんな場面でその商品を欲しいと思うでしょうか?
- 街に出た時にその商品を思い出す時は、一体どんな瞬間でしょうか?
- どれくらいの価格帯だったら、良質なものだと感じてくれるでしょうか?
- そして、あなたが提供する良質とは、そのお客様にとって、なぜぴったりだと言えますか?
- 似た商品が並んでいた時に、あなたの商品を選ぶ理由はどんなところでしょうか?
すべてに答えられたら、まずは言葉にして書き出してみてください。これが第1の関門です。
そして、生活習慣や考え方、趣味嗜好に関することまで、すべてお客様になりきって、お客様が興味を持つタイミングから購入を決めるタイミングまでを想像してみてください。それができるようになると、お客様が〇〇をしている時に「困ったな。」というタイミングが見えてくると思います。あとは、いつ・どこで・どのように買うために行動するだろうか?と、お客様が買うタイミングまでを順番に膨らませるだけです。
これが訓練の一連の流れです。
テスト事例
あなたも、トイレットペーパーがなくなりそうになったら「困ったな。」と思うのではないでしょうか。きっとそのタイミングで、トイレットペーパーに興味が湧いて、ドラッグストアやコンビニに向かうと思います。さらに具体的にすると、あなたが利用しているトイレットペーパーには種類があるはず。
シングル、ダブル、ウォシュレット用、再生古紙、絵柄や文字付きなど、それを選ぶ理由もあるのではありませんか?
あなたは、たくさん並んで売られているトイレットペーパーの中で、なぜそのトイレットペーパーを選んだのでしょう?つまりその答えが、トイレットペーパー屋さんの最新マーケティングの事例です。
マーケティング情報を元に視覚化する
お客様が興味を持つところから、買うまでの条件を、シーンやシチュエーションを交えて言葉にできるようになったら、一度、ブログなどの文章にしてみると良いと思います。
それができたら、次に、ホームページやパンフレット、チラシなどにも転用してみてください。すると、デザインにも一貫性が出てくると思います。つまり、あなたがトイレットペーパーを選ぶ理由がデザインになるということです。
- なぜシングルが良かったのか?
- なぜ花柄が良かったのか?
- なぜ香り付きが良かったのか?
- なぜパッケージのイラストが良かったのか?
などの理由がデザインイメージのベースになります。このように、最新マーケティングでは、ニーズがボヤけた商品は売れないと考えます。その理由は、お客様の心に刺さらないから、似ている商品や安い商品を選ばれてしまうからです。マーケティングが、ブランドやデザインを支える軸になる場合もあります。ぜひ一度、真剣に取り組んでみてください。
*補足情報
Googleも『検索』に対して、直接的な解決サイトの価値が高まっているのも事実ですから、ぜひ試してみてください。
各種ご相談も承っております。お気軽にご連絡ください。