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創造力の身につけ方
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今、自分が持っているものだけで、最上のものを出しきる
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これが創造力です。
『ないもの』を探すことは簡単です。なぜなら、検索したり本を読んだり、動画を見たり。それだけでいくらでも学べるから。
でも、いくら学びを続けても、情報が溢れるばかりで先は見えません。
コップの水も一度溢れ出たら、どんなに水を注いでも溢れっぱなしのはず。それと同じです。
そんな時には、コップを大きくしようと考えないで、以下の2つのどちらかを決めるとラクになります。
- どこまでやるか? (範囲を決める)
- いつまでやるか? (期限を決める)
『ナイモノネダリ』では、いつまでも自分の人生は始まりません。
人生が広くて深くなかったら、僕はとっくに死んでます。
まだ僕が生きているってことは、人生は、とんでもなく広くて深いってことです。(最後のオチは自分の話かよ。)笑
[人生]「ナイモノねだり」より「アルモノさがし」
さて。ナイモノネダリにケリをつけられたら、次のステージ
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自分史上、最上のものを絞り出す
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これを始めてください。引き出し方は様々ですが、一番簡単な方法は『今持っているものを、片っ端から集めて工夫する』それだけです。
もう少し分かりやすい例でお伝えすると、
『目玉焼きには醤油』が絶対だったのに、醤油がない。これまで作ったどんな目玉焼きよりも、絶対に美味しく焼けている自信があるのに。
醤油を買ってからでは冷めてしまうし、この美味しさは一生味わえない。さて…どうしよう。
こんな状況の時、あなたならどうしますか?
冷蔵庫には、『ソース、ケチャップ、塩』しかなくて、「素焼きのまま」という選択肢も選べます。最高に美味しい状態を逃してでも、醤油にこだわるのか。はたまた、今あるもので最高の状態を手に入れようとするるのか。
この感覚です。この感覚が、創造するチカラです。
創造するためには、普段からのインプットは欠かせません。ですが、インプットしたものを活かせなくては、いつまでも新しくて良い状態のものを創ることはできません。
それに、、、
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今のあなたは、昨日のあなたよりも経験豊富で、明日のあなたよりも確実に若いはず。
つまり今のあなたは、自分史上最高の状態なのです。
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だからこそ、今の自分をどのように工夫させたら良いか。今の自分史上、最高の状態はどんな状態か。と考えてみてください。
新しい自分を創造するために、今日の自分を少しだけ工夫する。その繰り返しが、毎日を尊いものにしてくれると思います。
[ビジネス]必要とされる創造力
一方ビジネスの創造について触れたいと思います。
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今の状態を最大限に活かすためには、何をするべきか?
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ビジネスでより良い成果を出すためには、このような本質に基づいた考え方が重要です。なぜなら、ビジネスの取り組みは『考え方』に依存するから。
あえて、創造についての考え方を2方向に分けて、行動に落とし込むと、
- 成功手順に依存すればオリジナリティはなくなり、価格競争や見た目に振り回される。
- 本質に基づいて成功手順を構築すれば、絶対的な価値を手に入れられるが、時間に追われる。
究極的には、この2択に辿り着きます。ですが、これはどちらも大事な考え方。だからこそ、「今ある状態を受け入れて、我々は何を選択するべきか?」という優先順位が大事です。
ただし、、、
優先順位から行動のステップに移行には、最も大事な行動ステップがあるので、それについてお伝えしておきます。それは、スパイラルについてです。
スパイラルには「好転スパイラル」と「悪化スパイラル」の2つのスパイラルが存在します。
「好転スパイラル」は、基本的に『行動』に準じた「アウトプット中心」のスパイラル
「悪化スパイラル」は、基本的に『学び』に準じた「インプット中心」のスパイラル
です。もう少し具体的な流れにすると、
好転スパイラル(行動スパイラル)
- アウトプットする
- 足りないモノが見える
- 足りないモノをインプットする
- アウトプットする
悪化スパイラル(学びスパイラル)
- インプットする
- 足りないモノを探す
- インプットする
- 足りないモノを探す
また、このスパイラルの違いは、心の持ち方(モチベーション)にも影響します。
- 好転スパイラルは、すべてが自分の責任で動き、能動的能力の向上につながります。
- 悪化スパイラルは、すべてが他人の責任で動き、インプット先の相手に依存します。
どちらが、ビジネスの発展につながるか? は、その時々の選び方のバランスが大事なので、はっきりとお答えすることはできません。ですが、自社のビジネス力を強くするには圧倒的に前者でしょう。
ビジネスの発展には、時代が求めるタイミングに合った「選択」と「行動」が必須条件です。
ビジネスの継続性は、「先見の明」や「運」に左右される場面もあるでしょう。ただ、知識と経験による感覚を大事にして創造力を最大限に発揮できれば、そのビジネスは必ず成功するでしょう。
ーー デザインの現場から ーー
せっかく創造しても、世間に届けられなくては認められません。
『認められるためにどんな行動をするか?』それがブランディングの幹です。
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サブファイ ブランディング パートナー
神田