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一言でデザインと言っても、様々なデザインがあります。

  • ファッションデザイン
  • 工業デザイン(機械、街づくり など)
  • 商業デザイン(広告デザイン など)
  • システムデザイン(webデザイン など)

細かくすればもっとたくさんあリますが、この場では割愛します。

さて。これらを制作するデザイナーは、「何を作っているのか?」という点が、今回のテーマに繋がっているので、順番に掘り下げていきたいと思います。


今回のデザインは売れなかったなぁ。どこに原因があるのだろう? 前回のデザインはすごく好評だったのに。

商品はとっても特徴的で、価格もそんなに高くないのに、なんで買ってもらえなかったんだろう。

時代に合わなかったのか、ニーズがなかったのか…値段かな。


前回は売れたのに。という状況があると、なぜ今回は売れなかったのか? という理由は気になると思います。だからといって、デザイン性やセンスが全てではありません。

マーケティングとデザインが連動することで、始めてビジネスの成長を感じられると思います。そのために、デザインの本質とビジネスの本質についてお答えできればと思います。

Contents

商品が売れない理由は、「デザインではない。でもデザインでもある。」という意識

商品が売れない原因は、ビジネスの内容にあります。その理由は、基本的にデザインは表面的な部分しか担っていないからです。

ですが、デザインにはもっと深いビジネス的な役割も備わっています。そこへの対処が、商品に対する意識や販売への深い洞察に繋がります。

まずは、売れない理由となる『ビジネスの本質』についての理解を深めることが、より良いデザインに辿り着く近道になります。ぜひ『あなたのビジネスの本質』について考えてみてください。

商品が売れない理由は、商品が「売れる理由」に意識がないから

商品が売れない理由は、「売れない」方向に意識が向いていることが原因です。「売れない」に意識が向かうと、原因追求に向かいます。ですから「売れている商品は、なぜ売れているのか?」という視座に立つことが1歩目です。

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売れてる商品には、購買したくなる理由が必ずある
===

売れている商品には、お客様から購買意欲を引き出している理由があります。その理由を見つけることが『最重要課題』でしょう。

  • 商品そのものの魅力が高い?
  • 戦略的?
  • ライティング?
  • 人海戦術?

このような理由を探すことで、売れることへの関心が向きます。そして、仮説を立てることで、売れない商品を売れる商品に変えることができます。

売れない商品が売れない理由を順番に潰しても、『売れる』という本質にはたどり着けません。ですが、「仮説」に「売れる理由」を組み合わせることができれば、売れる商品になり得る可能性は高まります。

商品が売れない理由は、「ビジネスの本質」に沿っていないから

商品が売れない理由は、ビジネスの本質が理解できていないために、しっかりと戦略に落とし込めていないことが原因です。

===
ビジネスの本質は『幸せの成長』
===

企業も社員も関係事業者もお客様も含め、そのビジネスに関わる全ての人の幸せが影響しています。ですが現実はどうでしょう?

他者との競争になり、どちらが勝敗を決するか? という勝負をしていませんか?

その結果、売上げは伸びても利益にならず忙しい。それでは、ビジネスの本質からズレてしまいます。もし、本気で売上げを伸ばすなら、

  • どの部分を問題視し、浮き彫りになった課題をどのように解決するか? という『解決』の話
  • どの部分に対する研究・開発の成果を発表するか? という『創造』の話

に対して適切な行動を選ぶ必要があります。それが幸せへの成長階段の一歩です。

商品が売れない理由は、「デザインの本質」に沿っていないから

商品が売れない理由は、商品デザイン、広告デザインに対しての問いが足りません。そのため、デザインの本質に則った問題解決に至っていない場合があります。

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デザインの本質は『関係の構築』
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関係とは、人と人、人と物、人と事、物と物、といった関係性の中にデザインの概念が存在するということ。なので、デザインで物が売れるという概念は本質からズレています。

人が物を購入しようとした時、人と物の繋がる所にデザインがある。という考え方が正しいデザインの捉え方です。

デザインの本質についての音声はこちら  ⇨   デザインの本質について (496 ダウンロード)

現代は、戦後と違いモノが溢れています。不便のない時代へと突入しました。そのため、ビジネスの在り方も変化しています。それによる人の心理についても移り変わりが激しく、ビジネスの本質を捉えるのは非常に困難な時代だといえるでしょう。

ですが、ビジネスを本質的に捉えると、「人のお困りごと解決」が行動軸です。モノが無かった時代のお困りごとは、モノを作ることでした。でも、モノが溢れてもお困りごとや欲っしていることが減ることはありません。(むしろ増えているかも。)

それらを一つ一つ解決していく中で、より良いデザインを取り入れ、デザインから感じられる価値観をより多くの人に届けられたら、届けられた人にとっては、心の付加価値となるのではないでしょうか。

ビジネスというと、莫大で壮大なものを求めがちです。ですが、少量でも幸せに向かえること。これが、次世代ビジネスの在り方のような気がしてなりません。その先に、強力で強大なビジネスが生まれる。そんな可能性を秘めていると思います。

「デザインの定義」と「デザインの本質」 *wikipedia(サブファイ 神田掲載)

関連記事:広告戦略で失敗する中小企業が知るべき「デザインとアートの違い」


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